刺激の多い建築学生の期間はあっという間に過ぎていきます。
時間を上手く活用して後悔しない学生生活を送りましょう。
今回ご紹介する12選のやるべきことは、全部やる必要はありません。
この中の一つだけにのめり込めれば十分です。
一つのことにのめり込んだという経験が、何年経っても色褪せずに記憶に残ってくれます。
建築学生がやるべきこと12選|勉強・人間関係・生活
今回ご紹介する12選はこちら。
▼勉強
・建築物を観に行く
・本をたくさん読む
・講演会に行く
・SNSで情報収集する
・コンペに参加する
・座学の勉強で基礎をつける
・建築系ソフトのスキルを磨く
▼人間関係
・建築を語り合える友達を作る
・憧れの人・先生を見つける
▼生活
・自己投資を惜しまない
・バイトはほどほどに頑張る
・時間管理をする
建築物を観に行く
長期休みを上手く使って、気になる建築物は片っ端から観に行きましょう。
教科書やテレビで観たものなど、なんでもOK。
間近で建築物を観ることで、紙面やメディアからでは感じ取れない建築の迫力を味わうことができます。
その刺激は、後の設計スタイルにも生きてきます。
アイデアの引き出しを増やすきっかけにもなるので、気になったら遠かれ近かれ足を運んでみましょう。
このサイトでも建築物の情報を多く発信しているので、建築旅の行き先決めの参考にしてください。
本をたくさん読む
本を読むことは知識を増やし、世界を広げるきっかけになります。
例えば、誰もが知っている建築家の考え方や設計コンセプトは実際の建築物を観ても分かりません。
本を読むことで、建築物だけでは感じ取れない情報を補完することができます。
建築学生におすすめの本はこちらの記事でご紹介しています!
講演会に行く
講演会は実際に設計を担当した方のお話が生で聴けるチャンスです。
本やメディアよりも更に詳しく、正確な情報を得られる貴重な機会です。
私は学生時代、名だたる有名建築家の講演会によく足を運んでいました。
設計のお話が聴けると同時に、実際に会えた!という気持ちがモチベーションとなってくれます。
こちらのページで講演会の情報をチェックできます!
・イベント Archive | 建築コンペ・イベント情報 –【KENCHIKU】
・建築イベント まとめ 一覧 – 建築_KenKen!
・講演会のご案内一覧|見学会・講演会・講習会など|一般社団法人 日本建築協会
無料で開催していて、学生でも参加しやすいイベントもあるのでおすすめです。
SNSで情報収集する
TwitterやInstagram、PinterestなどのSNSには設計のアイデアやヒントだけでなく、インターン情報やライフハックなど役立つ情報がかなり転がっています。
私自身、学生時代にコンペで行き詰まった時はSNSで情報収集して設計のヒントを見つけていました。
SNSは上手く使えばヒントの宝庫です!
コンペに参加する
コンペに参加することには、たくさんのメリットがあるのでぜひ積極的に参加して見てください。
・作品を作る機会が得られる
・学校外の人の作品からアイデア・ヒントを得られる
・自分では思いつかないインスピレーションを得られる
・人脈が広がる
・自分の作品の感想を聞ける
建築学生の最終ゴールを卒業制作とすれば、それまでにコンペで場数を踏むことで他と差をつけられます。
学校で決められたカリキュラム内だけで設計を経験するよりも、自分から行動して手を動かすことで刺激的な学生生活を送られます。
建築系ソフトのスキルを磨く
建築系のソフトの習得は、早ければ早いほど良いです。
授業で本格的に設計を始めるタイミングは学校ごとで違いますが、ソフトのスキルを持っていればいざ設計をすることになった時に武器になります。
今回は身につけているとプレゼンボート(ポートフォリオ)で役立つ!という目線で5つご紹介します。
※()内は対応
・Jw_cad(2D)
・Archicad(3D・BIM)
・Vectorworks(2D・3D)
・SketchUP(3D)
・illustration(デザイン系)
・Photoshop(画像編集)
これだけのソフトを習得できれば自分が思い描くプレゼンボードが作れるようになるので、かなりクオリティが上がります。
座学の勉強で基礎をつける
実際に建築物を観たり講演会に参加したりするのは記憶に残りやすく、知識としても身につきやすくなります。
しかし、座学の勉強もそれなりに頑張りましょう。笑
学校での座学の勉強は、建築物を観た時により深く考察できる力がついたり、実務にならないと経験できないことの基礎が学べます。
▼深く考察できる力がつく教科
・建築デザイン学
・都市計画学
・建築史
▼実務でないと経験できないことの基礎が学べる教科
・建築施工学
・測量学
・構造学
知識をつけるために資格を取得したい方はこちらの記事を参考にしてください。
建築を語り合える友達を作る
正直、社会人になると同僚でも建築の話より仕事の話が多くなるので、学生時代に建築についてとことん語り合える友達を作っておくべきです。
コンペの時に良きライバルになったり、建築に色々な見方があることが分かったり、刺激だらけなんです。
建築の好みが違う相手なら、自分だけでは考えつかないようなアイデアを知ることもできて楽しいですよ。
憧れの人・先生を見つける
学校の先生、SNSでたまたま見つけた人、誰でもOK。
憧れの人を見つけておくと、「こんな人になりたい!」という気持ちで結構頑張れちゃうんですよね。
ゴールのイメージが明確になったり比較相手になったり、自分のモチベーションを高める効果があります。
どんな相手でも良いので、学生のうちに憧れの人を見つけてみてください。
自己投資を惜しまない
学生時代の自己投資は必ずどこかで役立つ時がくるので、自己投資は積極的に行うのがおすすめ。
建築物を観に行く旅行費、参考書のお金など出費の多い建築学生ですが、学生時代はお金をかけてでも経験に変えた方が良いです。
私はバイト代を建築に関わる費用に充ててきましたが、そのおかげで生の建築を堪能できたり素敵な建築家の先生に出会うきっかけになりました。
お金は夢を現実に近づけてくれるものなので、バイトを頑張りつつ惜しみなく使いましょう。
バイトはほどほどに頑張る
建築学生になったらバイトができないんじゃない?
と思うかもしれませんが、建築学生でも時間を上手く使えばバイトできます!
確かに建築学生は他の学生と比べてずっと学校に残ったり締切に追われているイメージですが、私の周りは、学校のない土日にまとめてバイトしたり、朝学校に行く前にバイトしている子もいたりと、むしろバイトしてない子はほぼいませんでした。
学生のバイトはどんな仕事内容でも経験になるので、バイトをすることをおすすめします。
時間管理をする
とはいえ、コンペや卒業制作の締切前になると時間に追われる日々になります。
そんなことが起こらないように、時間管理を行うのがおすすめ。
スケジュール帳やスマホの手帳アプリなどなんでも良いですが、「何にどれだけの時間を使うか?」「この作業はいつまでに終わらせるか?」など一つ一つの予定を時間単位で管理しましょう。
まとめ
今回は建築学生のうちにやるべきこと12選をご紹介しました。
建築学生は時間に追われながらも、毎日たくさんの刺激を受けられる機会に恵まれています。
学生の時間を有意義に使って後悔ない学生生活にしてください〜!
▼勉強
・建築物を観に行く
・本をたくさん読む
・講演会に行く
・SNSで情報収集する
・コンペに参加する
・座学の勉強で基礎をつける
・建築系ソフトのスキルを磨く
▼人間関係
・建築を語り合える友達を作る
・憧れの人・先生を見つける
▼生活
・自己投資を惜しまない
・バイトはほどほどに頑張る
・時間管理をする
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